我が家のフクロウは基本的に係留飼育
猛禽類用のパーチはいくつか種類があるけど、その中でも「ボウパーチ」を使用!
使いやすくて便利なんです。
床置きのボウパーチ
我が家の場合、係留飼育に使用するボウパーチは床に直置きにしています。
高い位置にボウパーチを置いた場合に、もしフクロウがパーチから降りようとしてリーシュがどこかに引っかかってしまったら危ないですよね。
例えば机みたいな場所に置いていたら、リーシュの長さが中途半端に長ければ机の端に引っかかりかねません。そうなったらフクロウは宙ぶらりん。
自力で戻って来れないという事故が無いように床に直置きをしています。
ボウパーチの唯一の弱点
ボウパーチは糞尿でパーチが汚れることはほぼ無いし、とても気に入っています。
ただ、ひとつだけボウパーチを床置きした際に気になる点があります。
それは
高さがないこと。
フクロウやボウパーチの種類によりますが、我が家のパーチではアフリカオオコノハズクを係留飼育するには低いと感じました。
風切り羽根が擦れてる!
フクロウの風切り羽根の先が擦れていることに気が付きました。そして微妙に外側の風切り羽根の先っぽが糞尿で汚れているのです。
なぜ…??
擦れた理由はコレだ!!
スサー
フクロウは、羽根を下に伸ばすことがあります。専門用語ではないみたいですが、この伸びは『スサー』と呼ばれていたりもします。
スサー(伸び)をしている時…
真下に羽根を伸ばすので
風切り羽根が床まで到達しています!!
床に降りて擦れることもあるけど、伸びた時に羽根が擦れているのも原因の一つだと思いました。
おまけにですね、
糞尿をする
↓
糞尿が下に落ちる
↓
フクロウはあまり動かないので同じ位置
↓
スサー(伸び~)
↓
べちょ
という悲しい事態になっていることが判明!
風切り羽根が擦れる+糞尿が付く
という2重トラブルに。
ちーん…
パーチを底上げ
風切り羽根が擦れないようにパーチのベース部分に板を付けることにしました。ホームセンターで良い感じの木の板をゲット!
これをパーチの下に入れて底上げすると
ぴったりサイズでした!
1cmちょっと底上げするだけで伸びている時でも風切り羽根が床で擦れることも糞尿で汚れることもなくなりました。
もし、フクロウが伸びた時に風切り羽根が床につくようであれば、それはパーチの高さがフクロウに対して少し足りないだけなのかも…
板をパーチの下に入れるだけで問題が解決して本当に良かった!
おしまいっ