健康的なフェレットになる秘訣は基本的なお手入れが普段から出来ていることです。
今回はフェレットの基本のお手入れ「耳掃除」の方法を紹介します。
フェレット初心者には耳掃除は難関となりますが、必須のお手入れなので頑張りましょう!
目次
耳掃除で準備するもの
- 綿棒(大人用)
- ティッシュペーパー
- イヤークリーナー
フェレットの耳掃除の方法
「耳掃除」の具体的な方法を紹介します。
1.フェレットをしっかり保定する
フェレットをしっかり保定し、保定した側の脇に挟みます。
フェレットは耳掃除が大の苦手。しっかり保定をされた状態でないと嫌がって暴れます。万が一落ちると危ないので、不慣れな方は座って行ってください。
2.イヤークリーナーを入れる
専用のイヤークリーナーを数滴フェレットの耳に垂らします。
イヤークリーナーを入れた瞬間に保定が甘いと暴れるので注意しましょう。脇に挟むと背中を後足で高速で蹴られることもありますが、気にしないでください。
3.耳を揉む
耳を揉んで汚れを浮かび上がらせます。汚れが浮かび上がったら、イヤークリーナーを軽くティッシュペーパーで拭き取ります。
4.耳垢を綿棒で拭き取る
綿棒が耳の奥に入り過ぎないように人間の大人用綿棒を使用して耳垢を取り除きます。
フェレットの耳の穴はL字形になっています。軽く綿棒を入れて止まった突き当りより奥には無理に入れないようにします。
軽く綿棒を入れて止まった付近と目に見える部分の耳垢を綿棒で拭き取って完了です。
綿棒は汚れていない綺麗なものを使用します。片耳に対して綿棒2本程度。
5.フェレットの耳垢
フェレットの耳垢は茶色です。
耳掃除の頻度は週に1回
週に1回
曜日を決めて定期的に行うのが◎
フェレットの個体によって耳垢が溜まりやすい子とそうでない子がいますが、基本は週に1回です。
放置すると、耳ダニの温床になったり耳が臭くなったりと悪いことばかりです。基本のお手入れなのでぜひマスターしましょう。
フェレットの耳ダニについて
フェレットはショップからお迎えした段階ですでに耳ダニに感染している場合があります。
また、接触している個体に感染するので、多頭飼育の場合は同じケージ内のフェレットすべてに治療が必要です。
フェレットの耳掃除まとめ
- 保定して脇に挟む
- イヤークリーナーを入れる
- 耳を揉んでクリーナーを拭き取る
- 綿棒で汚れを取る
耳掃除はペットショップや動物病院でも行っているところがあります。しかし頻繁に行く場所でもないので、やはり自宅でケアを出来るようになっておいた方が良いです。
フェレットをお迎えしてから最初の難関になりますが、頑張りましょう!