フェレットを飼いたいと思ったら、まず初めに生体の値段が気になるところですよね。いくつか店舗を周ってみると、フェレットの生体代金に幅があることに気付くはずです。
フェレットの「値段」がどのように決まっているのか紹介しますね。
フェレットの値段の差
ファームの違い
フェレットはファーム(種類)によってざっくりと生体価格が決まっています。基本的に流通量が多いフェレットは安く、流通量が少ないフェレットは高くなります。
~6万円 | パスバレー・ピーターセン |
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6万~8万円 | マーシャル・カナディアン・ホールデン |
10万円~ | ファーファームロング・チェコ・DRF |
カラーの違い
フェレットにはたくさんのカラーがあります。レアカラーになればなるほど値段は高くなります。
普通 | セーブル・バタースコッチ・アルビノ |
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やや高い | シルバー・シルバーミット・ブレイズ |
高い | マークドホワイト・パンダ |
めちゃ高い | ホワイトファーブラックアイ/ダークアイ |
年齢の違い
フェレットは大人のフェレットの方が安い傾向にあります。ベビーフェレットの方が人気があるからです。
生後1年を過ぎると高確率で値下げされます。フェレットは寿命が7年程度ですので、1歳の差は大きいですよね。
逆に1歳以上のフェレットがいつまでもいるようなペットショップは要注意。フェレットにとっては可哀想な話ですが、生体販売できるほどお店側の知識がないことが原因だと思います。
1歳以上のフェレットを初めてのフェレットとしてお迎えするにはハードルが高いです。
被毛の長さ
フェレットは被毛が長い「アンゴラ(長毛種)」がいます。アンゴラのなかでも毛の長さによって価格が異なります。
被毛が長いほど値段が高いです。
フェレットの生体代は誤差。高いのは治療費
フェレットの生涯を考えると、フェレット自体の値段は「誤差」です。出身のファームが違ったとしても、飼育費用は同じです。
フェレットの値段は差が大きくても、せいぜい10万円と誤差範囲。
初期費用を抑えたいなら安いフェレットを狙うのもアリですが、「フェレットの生涯」という長い期間でみると大差はないので好きなフェレットを選びましょう。
生体代より飼育費用に大きく関わるのが治療費です。将来の治療費が心配な方は、ペット保険を検討してください。
>>フェレットの入れるペット保険を比較するまとめ:フェレットの値段の差
フェレットの値段は4つの要素で決まります。
- ファーム
- カラー
- 年齢(月齢)
- 被毛の長さ
レアなファームやカラーは生体の値段が高くなりますが、値段に差があったとしても値段で平均寿命が変わることはありません。どのファーム出身でも7歳前後が寿命です。
値段が高かろうが安かろうが「命の重み」は同じです。
長い期間でみると生体の値段は誤差なので、値段はあまり気にせずビビっときた子をお迎えしましょう。