ベビーから大人のフェレットに成長する過程で身体の毛色が変わります。ベビー時代は濃い色だったのに、成長するにつれドンドン毛色が薄くなっていく…なんてことはよくあります。
ベビーから大人になる時や、春秋の換毛期に変化することが多いです。
毛色の変化が激しいカラーリング
フェレットは毛色のカラーバリエーションが多いです。数あるカラーの中でも特に毛色の変化が激しい種類がいくつかあります。
- ブレイズ
- パンダ
- シルバーミット
- マークドホワイト
この辺りはベビー時代は身体に黒い模様があるものの、大人になったら真っ白になってしまうことさえあります。
逆に「ホワイトファーブラックアイ」のように白い身体に黒目の個体をお迎えしたいのであれば、これらのカラーリングの中からより色素が薄めな子を選ぶと白っぽい子に成長する可能性が高くなります。
毛色が変わりやすいカラーのフェレットは小さい頃から写真を残しておくと、より成長過程が楽しめます。
セーブルカラーの毛色変化
換毛期による毛色の変化
フェレットの中で一番メジャーなカラーが「セーブル」です。セーブルカラーのフェレットは劇的な変化はありませんが、全く変化がないわけではありません。
夏毛は身体が濃いめなのに対して、冬毛は胴体部分がやや薄めになっているのがおわかりでしょうか。毛色が劇的に変化しないセーブルであっても、毛色の変化は換毛期でよく起きます。
換毛期が来る度に微妙に変わる毛色を楽しむことが出来るのもフェレット飼育の醍醐味なのではないでしょうか。
ペットショップでは体毛がやや薄めでも「セーブル」として販売していますが、フェレットショーだと色別部門で異なったクラスになる場合もあります。
首模様のビブはほとんど変わらない
フェレットの首元にある模様のことを「ビブ」といいます。ビブがある子もいれば、ない子もいます。模様の形もフェレットによって異なるので個性のひとつです。
ビブに関してはベビー時代から大人になっても模様に変化もほとんどありません。身体が大きくなるにつれ、模様も一緒に形はそのままで大きくなる感じです。
まとめ:フェレットは毛色が変化する
- 成長過程で毛色が変わりやすいカラーがある
- 換毛期でも色が変わることがある
フェレットはみんながみんなベビーの頃の毛色のまま成長するわけではありません。
これから初めてのフェレットをお迎えする方は「将来カラーが変わるかもしれない」ことを頭の片隅に置いてフェレットのカラーを選んであげてください。
毛色の変化を楽しめるのもフェレット飼育の醍醐味です。どんな毛色であってもフェレットの個性なので可愛がってあげてくださいね!