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ペットが飼えるかの試験で小学生の子供にハムスターを飼育させないで

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「ペットを飼いたい!

そう言う小学生の子供に

「まずはハムスターから」

なんて思っている親御さん。

ちょっと待って下さい!

子供にハムスター飼育は向かない

筆者は子供にハムスター飼育は向かないと思っています。これを読んでも「やっぱりハムスター飼育から」と思うのであればそれはそれでイイと思いますが、お迎えする前に小動物を飼うとはどういうことか考えてみて下さい。

ハムスターは懐かない

子供の「ペットを飼いたい!」の言葉の裏には犬猫のように懐いて欲しいという感情があると思います。まだ何も知らない子供は全ての動物は懐くと思っているかも。

しかしハムスターは懐きません

生活していると「慣れる」かもしれませんが、犬猫のようにじゃれてきたり甘えたりといった「懐く」ことはありません。

「慣れる」と「懐く」は別物です。

その事実を知らずに飼育を始めた後に気付いた場合、子供は最期までお世話をすることが出来るのでしょうか?ペットと一緒に遊びたいと思っている小学生の子供に、ペットが懐かない現実は残酷です。

「懐いて欲しいのに懐かない動物を飼う」ことは「ドッグスポーツを楽しみたいのに猫を飼う」みたいなものです。

躾が出来ない

トイレや噛み癖といった、犬では躾次第で何とかなるものもハムスターでは「躾が出来ない」のでなんともなりません。

噛み癖が直らない…
トイレがきちんと出来ない…

そんなことはザラにあります。

小動物あるあるです。

大人しいハムスターかどうかは個体差よるところが大きいです。噛み癖のある個体をお迎えしても世話をしないといけません。

スケールが小さい故に掃除が大変

ハムスターは何もかもがミニサイズ。それ故、掃除が大変です。

エサをほお袋に入れて小屋で食べることも多々あるので、小屋の中だって汚れます。トイレを設置してても他ですることも多々あるので、床材等も汚れます。

犬だったら

ケージ内をサッと拭いて終了
うんちもスコップで取って終了

そんな日々のお世話も、ハムスターはスケールが小さいのでケージ内にあるものすべてを綺麗にしないといけません。

飼育スペースが少ないだけであって、

小さいからといってお世話が簡単ではありません

小動物は寿命が短い

ハムスターの寿命は2~3年。どんなに適切に飼育しても犬猫と比べ、お別れが早いです。

デメリットと考えるか…
メリットと考えるか…

デメリットとして考えるならやはり長い時間ハムスターと一緒に過ごせないのでお迎えは少し考え直した方が良いです。

メリットとして考えるなら、なんだか命を軽く扱うみたいで悲しいですね。たった2、3年の命だから試に飼ってみよう!ってなんだかなぁ~と。命の大切さを子供に教えるはずの親が命を軽く見ているような気がします。

2、3年の命だけど、

好きだからお迎えしたい!
大切にしたい!

出来ればそう考えてる家にお迎えしてもらいたいと思います。

脱走した場合が大変

ハムスターの飼育を始めるとケージの外に出して遊ぶこともあるでしょう。

もし、不注意で逃げてしまったら大変です。

ハムスターは身体が非常に小さいのでどんなところでも潜り込めます。家具の裏やベッドの下などに逃げた場合はたとえ家の中であっても捕まえるのは困難です。そしてハムスター自身も危険です。

身体が小さいことはメリットであると同時にデメリットでもあるのです。

保護者の方へ

小学生の子どもに懇願されペットを飼い始めたとしても、子どもがお世話をしきれないパターンも多いです。

子どもがお世話をしきれない場合は当然ながら親がペットの面倒を見なければいけません。

子どもは飽きっぽく色々なことにチャレンジして成長していくものです。

しかし、ペットには命があるので

「子どもが育てるから」

ではなく、

保護者も最期まで世話をする覚悟が必要です。

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最後に

私はこれまでハムスター・犬・フェレット・フクロウと飼育してきましたが、正直日々のお世話はハムスターがダントツで大変でした。

ハムスターを飼ったのは私がまだ子供の頃に「犬を飼いたい」と言った時の、お世話が出来るかという「試験のため」です。大人になった今でも、その試験に対するモヤっと感が拭えません。なので、この記事を書きました。

可愛がった
大切にした
最期までお世話もした。

しかし、もう一度あのお世話が出来るかと聞かれたらしたくないので、二度とお迎えはしません。

ハムスターに対する「可愛くて好き」という気持ちが「お世話」に勝らないからです。そして何より哺乳類のペットからは懐いて欲しいからです。

好きで大切に出来るのか
ペットに何を求めるか

ハムスターに限らず、ペットのお迎えを決める前に一度考えて欲しいです。「好きという気持ちがお世話に勝てるのか」「懐いて欲しいのか、観賞用でいいのか(何を求めるのか)」を考えることは重要です。

「子供がペットを欲しがるから、小さくてお世話も簡単そうなハムスターにしよう♪」

という考えは、非常に危険な考え方です。

ペットの飼育が出来るかの試験・練習のためにまだ小学生の子供にハムスター飼育をさせるのはやっぱりおかしいと思います。下手したら飼育放棄にもつながりかねません。

小学生である子供は何も分からない状態で見た目が可愛い「ペットが欲しい」と言っているだけなのです。親である大人がしっかりと考えた上でお迎えしてあげてくださいね。

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