健康的で綺麗なフェレットに育てるためには、日常的な掃除の他にフェレット自体のお手入れが必要です。
フェレットの飼育で必要となる基本のお手入れについて紹介します。
フェレット基本のお手入れ
爪切り
フェレットは非常に爪が伸びやすい動物で、週に1回の爪切りが必要です。
爪切りをしないでいると、伸びた爪がどこかに引っかかりやすくなってしまいます。また、爪の中の血管も一緒に伸びるので徐々に切れるところが少なくなってしまいます。
放置しないように曜日を決めて爪切りを行いましょう。
耳掃除
フェレットは耳が汚れやすいので、週に1回の耳掃除が必要です。
放置していると耳ダニの温床にもなりかねません。耳を清潔にしておくことは必要です。
耳掃除には動物専用のイヤークリーナーを使用しますが、フェレットはイヤークリーナーを耳に入れられることが苦手です。安全に耳掃除をするために保定(ほてい)と呼ばれる持ち方が必須になります。
耳が汚れ過ぎないように曜日を決めて耳掃除を行いましょう。
お風呂
フェレットは犬猫同様にお風呂に入ります。月に1回程度お風呂に入れることが望ましいといわれています。
お風呂に入らないと皮膚病の原因になります。とくに尻尾には皮脂汚れが詰まりやすいので重点的にもみ洗いをします。尻尾の皮脂汚れは脱毛につながることがあります。
普段のお風呂とは別に尻尾だけ洗う「尻尾湯」をすることで尻尾の皮脂汚れ対策になります。
保定(ほてい)
爪切り・耳掃除をするときに必要となる保定(ほてい)という持ち方をマスターしなければなりません。フェレットの保定は、フェレットが暴れないように首裏をしっかりと持つことです。
基本的にフェレットは爪切りや耳掃除をされることが苦手です。保定ができなければフェレットの爪切り・耳掃除を安全に行うことが難しくなります。
保定はフェレットを飼育する上で重要となる持ち方です。動物病院でもこの持ち方をされます。
フェレットの基本のお手入れまとめ
- 爪切り
- 耳掃除
- お風呂
- 保定(爪切り・耳掃除に必要)
フェレットの健康を保つためには定期的なお手入れが欠かせません。フェレットを扱うペットショップや動物病院でも対応していることがありますが、基本のお手入れなので飼い主自身でできた方が金銭的・時間的にも良いです。
基本のお手入れの中でも、とくに爪切りと耳掃除は初心者には大変なお手入れになります。健康的なフェレットを維持するために頑張ってできるようになりましょう。